Commitmetns転職navi

厳選の求人情報で専任のキャリアコンサルタントが転職活動を強力支援!

転職支援のcommitments
Commitmetns転職naviHomeへ

お問い合わせ会社紹介採用情報地図サイトマップ個人情報保護方針

コミットメンツのキャリアコンサルティング そこが知りたい!転職活動 現場の声を聞く 求人情報検索

現場の声を聞く

最新インタビュー記事
バックナンバー
バックナンバー
top > 現場の声を聞く  > バックナンバー
株式会社ゼットン 佐藤 信之さん 「社長と同じ目線になれる人・・・ それがCFOだと思ってます」

 今回のインタビューは株式会社ゼットンの佐藤信之さん。

 外資系コンサルティングファームからメーカーへ転職・CPA取得、その後監査法人・ベンチャー企業での事業企画・取締役(CFO)と多岐にわたる経歴をお持ちの佐藤さん。

 仕事に対する考え方やCFOの役割について・転職に関するアドバイスなど、佐藤さんの熱いメッセージを伺った。



「30歳までは修行と割り切ってました」
「天職と思える仕事」にたどりつくまで
CFOの役割ってなんだ?
この先はどうします?
転職相談に乗ってください
影響を受けた本/最近読んだ本

(プロフィール)

佐藤 信之
さとう のぶゆき
株式会社ゼットン
取締役 管理本部長

(経歴)
早稲田大学商学部卒
1996年
アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社
1998年
GE入社
2000年
デロイト トウシュ (ニューヨーク) 入社
2002年
プラン・ドゥ・シー入社
2004年
プラン・ドゥ・シーから日本駐車場開発に出向
2005年
株式会社ゼットン入社、CFOとなる

  

「30歳までは修行と割り切ってました」

 僕はいくつかの会社を経験していますが、その中で一本通していた事は「30歳までは修行をする」という気持ちでした。

マクドナルドのバイトで現場のマネジメントや国際感覚を習得
 高1のときから大学4年生までマックで7年間バイトをしていたんですが、大学に入ってすぐにマネジャーになったので、面接、 P/L、在庫管理などいろんな事をやりました。
アルバイトの人たちは日本人だけでなく、カウンターがガーナ人で、厨房が中国人で、でも話すのは日本語、みたいな感じだったんですよ。
彼らのマインドでは、彼らができる技術より更に上の技術を持っている人しか尊敬しないんですね。だからお店が混んできたら、全員をカウンターに出して厨房は自分一人でまわせるぐらいのパワーを持ってやっていました。そうすると、「こいつは俺らよりもすごいな」と一目置かれるわけです。そういった現場でのマネジメントを自然に学べて、後々考えてみると本当に勉強になりました。

「自分の弱点は会計だ」→会計の勉強を開始
 新卒では、アンダーセンコンサルティング(現・アクセンチュア)に入社しました。経営コンサルティング会社に入れば、他の人よりも早く色々な会社の事がよくわかるかなと思ったのが入社を考えたきっかけなんです。入社後、最初の仕事では飲料会社の会計プロジェクトにプログラマーとして入りました。テストの段階になり深夜勤務になると空き時間ができました。その時間を使って、プロジェクトの資料を片っ端から読みました。データの流れとかお金の流れを把握したかったんです。ところがデータの流れに比べ金の流れが分からない。「俺は商学部を出ているのに、会計がすごく弱いな」と気づいたんです。
それがきっかけで、5ヶ月間休職しCPA(米国公認会計士)の勉強を始めました。
アンダーセンは「僕にとって一番重要だったな」と思います。今でも通用するベースになる事をものすごくたくさん学びました。
考え方がクリティカルで理詰めで考えながらも、「夜中までがんばります!」というちょっと精神論的な考え方も認めている所や、言いたい事は言う企業文化が僕にはすごく勉強になりました。
そしてアンダーセンにいた者同士では、最初からすごく高いレベルで話ができること、それはすごい資産だなと思います。

GEの研修プログラムを発見、そして最初の転職
 アンダーセン在籍中に、たまたま電車の中でGEの人材募集をみたんです。仕事をしながらファイナンスやアカウンティングの2年間の研修プログラムを受けるというものでした。
そして早速GEに入社し、アメリカの会社の経営、例えば資金の流れや個人間、組織間の政治的な関係、CFOの位置づけについて学ぶことができました。
GE在籍中にCPAの全ての試験に合格して資格をとっていたために、GEでは経理とか財務といった立場でプロジェクトに配属されました。その中で買収の仕事にも参加した事があるんですが、その時には「会社を買うとはどういう事か」のイメージが分からなくて、それがきっかけでまた株式のことなどを勉強しました。GEでのさまざまな仕事を通してファイナンスに関していろいろな世界がある事が分かり、そこから金融に対する興味が広がりました。
その後、CPAを取得していたこともあって、米国のデロイトトゥシュに移りました。

デロイトでの仕事は日系企業の監査が多かったんですが、監査の仕事は性格的には合わなかったんです。むしろ、「この会社ってどうなっていくんだろう」「なんでこういうB/Sなのか」「なんでこういうP/Lなのか」ということを考える方が好きだったんです。

2001年、テロに遭遇
 僕が働いていたオフィスはワールドトレードセンタービルのすぐ隣にあったので、真下にいてぶつかったのとかをみていました。その後3週間くらい引きこもって・・・。それが一つの転機になりました。「ヤバいヤバい、好きな事をやってないと・・・このまま死ぬのは嫌だな」って。

ページトップへ

  

「天職と思える仕事」にたどりつくまで

Photo PDS(プラン・ドゥー・シー)との出会い
転職エージェントの紹介でPDSを知る
 30歳になった頃には金融に興味があったので、次の仕事として投資銀行・ファンド・VCといった金融やエクイティに関する仕事、あるいは事業会社の幹部候補あたりをやりたいなと思って回っていました。そんな中で以前から知っていたエージェントに紹介されたのがPDSだったんです。「飲食関係の会社だけど、社長が面白い人だから一度会ってみた方がいいよ」と言われて、お店のゼネラルマネジャー候補の面接を受けました。
 幸い彼にはすぐに気に入られ、「すぐ明日社長に会いにきて」という事で行ったら、社長から「よろしく」って言われて握手されたんですが、僕としてはまだPDSの事をよく理解していないし、自分の可能性もどこまであるか分からないので、1ヶ月間くらい待ってもらって就職活動を続けていたんです。その間にPDSのお店を訪問したのですが、みんなホスピタリティに満ちあふれていました。

投資銀行と迷いつつも「PDSに決めた」、その時の思いとは
 投資銀行の仕事は、ものすごく頭脳を働かせて、テクニックとパワーを使ってお金を集めてくるという点ではすごい仕事だと思います。ただ、投資銀行の人にも会ってみたんですが、その時に「お金を投資して利回りを上げれば良いんだ。経営は自分でしなくてもどこかから経営者をつれてくれば良い」というような話が出たんです。でも僕はそこで「オペレーションがそこになかったら、事業は絶対に成立しないよな」と思い、「PDSに金融機能や大金を動かせるバックグラウンドがあれば、すごい会社になる」と思って、「やっぱりPDSにしよう」と決めました。

PDSでも「まず現場で修行」…その中で芽生えてきた「やりたい事」へのこだわり
 最初の半年くらいは、「まず現場で修行しろ」ということで皿洗いや接客をやりました。その後系列レストランのマネジャーやGMを担当するうちに、自分の中に「ファイナンス関連の仕事をやりたい」というこだわりでてきたんです。
  そんなとき、PDSの社長の知り合いが社長をしている日本駐車場開発で「新しいサービス商品を作りたい」という話があってPDSと協業できないかという話になったので、僕が出向する事になったんです。

いよいよ、「事業企画、そして経営」に参画
日本駐車場開発で、バレーパーキングの事業を立ち上げ
 日本駐車場開発では駐車場サービスやオペレーションの設計から契約条件の取り決め、オペレーションの立ち上げまで一貫して担当して、事業を立ち上げて運営してきました。

「あ、俺は本当にこれをやりたかったんだな」というのを実感しています。
 現在は、日本駐車場開発を離れゼットンという飲食会社のCFOをしています。上場準備に入るということで2005年の秋に呼ばれたのです。初めのころは上場の準備を仕事としてのプロジェクトのひとつとしか思っていなかった、というのが正直なところです。何がきっかけだったかは思えていないのですが、いつからか自分がやらなければいけない、という意識が芽生えてきました。いい会社にして大きくして来永劫存続させていくのは自分の役割だ、すべてが自分の責任だ、と思うようになったんです。役員たちに嫌なことを言うのも自分の役割、自分が言わなければこのまま何も進まず上場もできないと思ったので、厳しい要求もしていきました。有難いことに、社長をはじめとし他の役員もみんなが理解してくれて協力的でした。だからこそ、自分の責任だという当事者意識が芽生えたのかもしれないですね。

ページトップへ

  

CFOの役割ってなんだ?

 自分の考えですが、日本の「経営企画」はいらないと思っています。経営企画部、という部署があるから仕事も増えてしまっている面があるし、経営企画部が会社を考えるのなら、社長や役員はいらないと思いませんか。米国には経営企画という部署は存在せず、経営戦略などは社長とCFOが考えています。
  CFOとは、ビジネスにおいて社長と同じことを考えられる人、社長と同じ目線になれる人、であると思っています。また、社長よりどこか能力があり、自分ならこうしたいという考えを持ち、リスクをとる覚悟ができている人。アカデミックな戦略を考えることができ、専門知識だけではなく、幅広く分析や予見もでき、営業や各部門に働きかけることはできる人。会社は何をしてくれるのか、ではなく、会社側に立てるようにならないと他のみんなもついてきません。
  経理部長=CFOと思われることは多いようですが、そうではありません。経理部長は経理のことだけに特化していれば務まりますが、CFOはそうはいきません。
  社長がやりたいことの中で、会社にとって何がベストなのか常にジャッジし続け、社長の考えを肉付けしていける、社長にとっての最強のサポーターがCFOと言えます。
  いわゆる「上場させ屋」といわれる人はCFOではありません。主体性があり、当事者意識を持っている人でなければCFOとは言えませんね。何があってもひとごとにせず、良いことも悪いこともすべて自分の責任と思える人こそ、CFOとしての器があると言えます。

ページトップへ

  

この先はどうします?

 ゼットンを無事上場させることができましたが、まったく喜ぶことはできずプレッシャーばかりの毎日です。この会社を成長させて、とにかくいい会社にして、企業価値をどうやって上げていくか、日々そればかりを考えています。
  今は「次のキャリア」という興味はなくなってきました。会社のことが最優先になっていて、自分自身のことよりも会社の成長への興味の方が大きくなっています。それに、何かやりたければこの中でやっていけばいい、と今は思っています。今までは自分の意思で足りないものを補うように転職してきましたが、今の会社で何でも吸収できるので次へ移る必要がないんですよ。
  自分はここまでだ、と考えるのは止めました。限界を設けたくないですね。面倒臭いからといってやらなくなるようではだめで、言い訳を考えずにとにかくやって、日本にいい影響を与える仕事をしていきたいと思っています。

ページトップへ

  

転職相談に乗ってください

転職する上で、「給料」についてどうお考えですか?

Photo 「経験」と給料の関係
 若い時にはやっぱり「自分」というものが中途半端なんで、お金しか測るものがないんですよね。だから友達や同期の人と比べる時に役職かお金になるんですね。
「今よりも高いお給料でないと嫌だ」という人は、たぶん同じキャリアを歩んでいるからじゃないでしょうか?
でも僕の場合は自分のやりたい事探しや、やりたい事の実現のために修行をしている部分もあったので、今になって思うと別にお給料にこだわらなくてもよかったんだなと思います。
逆に言うとこれまでの経験は今やっている事に全部活かされているので「やっぱり給料を下げてもやっておいてよかったな」とすごく思います。

「事業会社の経営企画、投資銀行のどちらかに進みたいと思っている皆さんにアドバイスお願いします」

何がやりたいのか、それが大事
 まず、事業会社の経営企画と投資銀行では立場が違いますよね、投資家と投資されて働く側。だからお金が欲しいのか、現場での充実感を得るために這いつくばってやれるだけの覚悟があるのか、どちらかをはっきりさせたら良いと思います。

「決めたらやる」という覚悟と、そしてやっぱり現場での経験
 まず事業会社の経営企画にいくのなら、お給料が半分になってもやり遂げるという覚悟がないと出来ないと思います。それから、できるだけ若いうちに現場経験を積んでおく事も必要でしょう。自分が経験した事もない事を他人に「やれ」といっても通用しないし、自分自身も納得できなくなる時がいつかは来ると思います。また、頭が良いか悪いかではなく、腹をくくってちゃんと結果がだせる人だったら、事業会社に行っても成功できると思います。
お金が欲しいんだったら絶対に投資銀行に行く方が良い。頭脳でやっていくのなら、投資家サイドの立場から、どうやったら企業価値をあげられるのかといったことをロジカルに考えるような経験をして、役員のような立場で入って、社長の右腕やブレインになるというキャリアもあるかもしれません。でもそのためにはやっぱり現場の経験が必要だし、修羅場をくぐる覚悟がないと成功する事はできないと思うな・・・。

ページトップへ

ありがとうございました。

影響を受けた本/最近読んだ本

「プロフェッショナルアントレプレナー」ウォートン経営戦略シリーズ
スコット・A・シェーン著 スカイライトコンサルティング訳 英治出版

ベンチャーに対する研究がすごく進んでいると思いました。
「この業種がこの確率でどうなる」といったことが科学的に書いてあり、「ここを狙え」「マーケットはこうなっている」という事を客観的に分析している所が参考になりました。

「ハンディーカーネギー・ベスト」
D・カーネギー著 創元社

カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」「名言集」の文庫本の3冊セットです。
読んだ時にハッとさせられました。最近は本で読んだ事と、実際に成功した人から聞く話が結構重なっているなあって感じる事が度々あります。

「本田宗一郎夢を力に−私の履歴書」
本田宗一郎著 日経ビジネス人文庫

当時ホンダのNo.2だった藤沢武雄という人と、オーナー社長である本田宗一郎さんの考え方の対比などが書いてありました。
「自分はどっちのタイプかな」「自分だったらどう考えるかな」といったことを考えながら読めました。

ページトップへ

コミットメンツ転職Navi Homeコミットメンツのキャリアコンサルティングそこが知りたい!転職活動現場の声を聞く求人情報検索
お問い合わせ会社紹介採用情報地図サイトマップ個人情報保護方針

(c) commitments, Inc. All right reserved.