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転職をしようと思ったなら、なるべく短期間で自分の望む転職を果たす。それは、誰もの願いであるはずです。ところが、人の感情は複雑なもの。時として、心の中の魔物がそれを邪魔します。そんな魔物と冷静につき合うための3つのアドバイスをご紹介します。

転職活動の始めに希望の仕事を明確にすることはとても重要です。ところが、キャンディデイト自身が希望した職種で内定が出たにもかかわらず、「僕のしたい仕事はこういうものじゃないんです」と言われてしまいました・・・
いったいどこで行き違ってしまったのでしょうか。
Cさんは、経理をはじめとした管理部門のスペシャリスト。今後は、スペシャリストとしてよりも管理職として経営全般を見渡すマネジメントにかかわりたいそうです。紹介したのは、上場目前のベンチャー企業。もちろん管理部門の部長職です。ところが、無事内定が出たのに、彼は辞退してしまいました。その理由は、「僕は責任が大きな仕事はしたくないんです」・・・
人間は、物事を抽象的にとらえようとする生き物です。同時に、自分に都合良く解釈するようアタマの構造が出来上がっています。Cさんは、内定を得てはじめて管理職の責任の大きさをリアルに実感したのかもしれません。私たちコミットメンツの仕事の一つは、キャンディデイトの皆さんが「何をしたくて」、「何をしたくないか」を明らかにすることです。物事には常に「光と影」があるわけで、それは仕事にもいえるのです。「こんな仕事をしたい」と強く思っているときには見えなかった「影の部分」を見たとしても自分の志望が揺らぐことがないか、一度自分に確認してみることも必要かもしれません。

転職では自分の中の優先順位を見極めることが重要であると、多くのキャンディデイトの方たちは自覚しています。未経験領域にチャレンジするのであれば、「経験を積むことを優先して、多少のことは目をつぶろう」と理性的に気持ちを整理することも必要です。とはいえ、いざ労働環境や年収、事業規模など具体的な条件が提示されることで考えが揺らぐことがあります。今ある環境と比べてみて、「事業規模が小さい会社だな」「年収が下がってしまうのか」などさまざまな思いが巡り、当初決めていたはずの優先順位が変わることもあるでしょう。その結果、キャリアチェンジをせず、今までの経験の延長上でキャリアをつくるのも一つの方法です。でも、もしあなたが未経験領域にチャレンジしたいと本気で思っているのなら、もう一度ご自身の優先順位を見直してみることをお勧めします。
何かを切り捨てたからこそ、何かが得られる。これは、転職においても真理といえます。整理したつもりの心が揺らいだときには自問してみてください。未経験領域にチャレンジすることと、現状を維持すること。自分にとっては、どちらが大切なのだろうか、と。その時々で何を考え、選んでいるのかを自覚することが大事です。「給料が良さそうだから」とか、「安定してそうだから」という基準ばかりで選んでいると、いつか後悔する日が来るかもしれません。

悩み、悩み、悩んで、悩んで、それでもまだ転職しない人がいます。時間をかけることが悪いとは言いません。でも、何度か内定が出ているのにそれでも決断できない場合は、そもそも転職に対する覚悟ができていない可能性があります。その場合は、一度転職活動を中断してみてはいかがでしょうか。
また、希望の仕事や志望動機が曖昧なまま面接に臨むというのも、転職活動が長期化しがちです。焦って面接に臨んでも、余計に回り道をしたり良い結果が出なかったりということになりかねません。
迷いを整理する。そのプロセスにおいて、きっとコミットメンツのキャリアコンサルタントがお役に立てるはずです。

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