某ネット系広告エージェンシーの求人のためにスカウトしたMさん。
話はとんとん拍子に進んだのですが、ちょっとした事情で
内定が白紙になってしまったんです。
スカウトしておきながら、かなり急がせてしまって、
しかも不採用とは、申し訳なくてどーしたものか悩んでました。
すると、この広告エージェンシーの副社長さんが、
関係の深いメディアレップさんに声をかけてくださり、
そちらの営業職として応募することができたんです。
ここからまたジェットコースターのような勢いで、
紹介いただいてから1次面接までが約3日。
1次面接の直後(ほんとに30分後ぐらい)に役員面接。
翌週には全役員と7対1というチョー恐ろしい最終面接。
(さすがにMさん引きまくってました・・・)
と・こ・ろ・が・・・
人事ご担当から「1週間以内には返事しますねー」と言われたのに、
待てど暮らせどお返事がなく、Mさんと2人でやきもきする日が続きました。
というのも、彼は2社からのオファーを断り、文字通り「退路を断って」いたんです。
そして最終面接から10日後。
その日、僕は昔世話になったクライアントと食事会があって、
帰宅したのが夜の1時を回っていました。
何の気なしにメールを開いてみると、クライアントから
「Mさんをぜひ採用させていただきたく・・・」
これ、誇張でもなんでもなく、マジで「うおーっ」って叫んじゃいましたよ。
そうなったらいてもたってもいられなくなり、深夜にもかかわらず
Mさんに電話しちゃいました。
お互いに喜びを噛みしめ合った後、彼が言った一言は重かったです。
「実はこの数日、ぜんぜん眠れなかったんですよー」
はかた、不覚にも涙してしまいました。
この仕事の重みを感じまくりました。
で、切り際に「Mさん、こんな時間にすいませんでした」って詫びたら、
「いや、ぜんぜんいいっす。だってもし不採用だったらこんな夜中に
電話してこないっすもんね!」・・・
確かにそうですよね。
それじゃ、究極の「不幸の電話」になってしまいますもんね。
あー、よかった。
幸福の電話で。
なんか、今日はいい話じゃん。