今日(正確には昨晩)、BSでジョン・レノンの特集をしていました。
僕としては懐かしい渋谷陽一さん(って知ってます? "rockin' on"の編集長です。でした?)
のナレーションで、なんか高校時代に戻ったかのような錯覚を起こしてしまいました。
今でも忘れないです。
1980年、僕が中学1年のときの12月8日。
彼は銃弾に倒れたんです。
享年40歳。
僕はその当時BEATLESの名前しか知りませんでした。
でも、とにかく皆さんの尋常じゃない悲しみぶりに
ほんとにほんとに驚いたものです。
桑田佳祐さん(って知り合いじゃないですけど)が、
ショックでスタジオにこもりっきりになったとか、
後を追う人が何人もいたとか・・・
世界中にこれだけの影響を与える人がいたのか、って
子供ながらに(いや、ま、既に大人料金払って電車乗ってましたけど)
衝撃を覚えた記憶があります。
それからです。僕がBEATLESを聴くようになったのは。
僕の音楽鑑賞歴はかなり王道を歩んでると自負していますが、
それはBEATLESに端を発していると確信しています。
(実はその前にモンキーズやノーランズを聴いていた事実や、
高校1年でヘビメタに傾倒していった事実は
ここでは伏せておきますね。あ、言っちゃった。)
BEATLESがメジャーデビューしたのは、1962年。
アメリカを席巻したのが1964年。
来日は1966年。
伝説的なアルバム、"SGT. Pepper's Lonley Hearts Club Band"リリースが67年。
そして、1970年解散。
(自分でもすげーと思うのは、こういう昔覚えたことってほんと忘れないっすね。)
つまり、ジョンは20代をBEATLESとして歩み、30歳を前に(彼は10月生まれなので・・・)
ひとつ成し遂げてしまったわけです。
ジョンはソロとして独立後も、皆さん良くご存知の"Imagine"や"Happy Christmas"、
"Love"など、素晴らしい楽曲を残しただけでなく、平和活動にも積極的に
参加し、大きな影響を与え続けていました。
話は中学1年のときに戻ります。
あの時僕は、「ジョン・レノンっていう『おじさん』が
みんなに惜しまれつつ亡くなったんだ」と思っていましたし、
その後BEATLESを聴きまくっていたころも意識のどこかで
「オトナのグループ」と思い込んでいました。
ところが・・・
冷静に考えてみると、というか今考えてみると
BEATLESは僕より「年下」なわけです。
しかも、僕はあと3年以内に40歳になっちゃうわけです。
ヤバすぎます。
ヤバすぎるを通り越して、絶望的ですらあります。
自分は、いったい今まで何をこの世の中に残してきたんだろうって
考えると、なーんにも残してないんです。
「世の中のたいていの人はそうなんだし」とか、
「そもそもジョン・レノンと比べること自体が尊大だ」とか
ご意見は様々かもしれませんが、でも個人的には絶望的です。
最近、芸能人やミュージシャン、あるいはビジネスの世界で
ご活躍の皆さんがメディアに登場すると、彼らの年齢を
ついつい見てしまいます。
当たり前のことながら、高校野球でご活躍の球児の皆さん、
サッカー日本代表、Mr.Children、ケツメイシ、アンガールズ、
あるある探検隊(ん?これはコンビ名じゃないっすね。
あれ、彼らなんて名前だっけ!?・・・ ま、いーか。)・・・
みーんな年下なんです。
なのに、皆さん「何か」を残していらっしゃる。
ジョン・レノンの話からずいぶんちんけな話になってしまいましたが、
今僕はものすごい焦りを感じています。
せめて、40歳になるまでに何かを残したい。
(別に有名になりたいとかみんなからちやほやされたいとかじゃ
ないんですよね。そこんとこ誤解されがちなんですけど。
いや、もちろん、有名にしてくれるんなら拒む理由なんかないっすよ。)
その「何か」って何か・・・ そこがまた良く分からないんです。
たぶん、「オレはこれを成し遂げてやったぜ」みたいな「達成感」なの
かもしれません。
要は「自分で自分をほめてあげたい」っていう、アレです、アレ。
果たして、ジョンの生涯が幸せだったのか、無念だったのか、
僕には分かりません。
でも、亡くなって25年を迎えようとしている今でも、世界中で
彼の歌に涙し、彼の歌声に勇気付けられる人たちがいる、
そのことに僕はこれ以上ない尊敬の念を抱くとともに、
これ以上ない「嫉妬心」を抱くのであります。
"I'm just a jealous guy"
(うわ、がらにもなくキザな終わり方になってしまた・・・ 軽く赤面。)
ちなみに明日はポール・マッカートニーの特集だそうです。